出産奮闘記前期(サリー3回・ミルキー3回)

出産奮戦記中期(ビッキーとピンキー編)
出産奮戦記後期(コロッキーとチビッキー編)


ロッキー生後60日位 ソファーの上に上がるのもやっと! 新聞紙だらけが懐かしいです!

自分が目の中に入れても痛くないほど(もう死語?)かわいがってるワンちゃんなら、できれば
その子供を残して、末永く続けていきたいと考えるのはごく自然なことだと思います。
ロッキーが我が家にきてからは、そのことを考えない日は無く、何とかかわいいお嫁さんを
見つけてきて、それでロッキーにそっくりの子犬が生まれたらどんなに楽しいだろうかなーと
そんなことばっかり考えてきました。でもそんなに優れた雌犬はだれだって手に入れたがって
いますしやっぱり虫が良すぎるのかなーと半ばあきらめていたんです。ところがじっくり
待ったおかげで、とうとうきました。それも1年ほど間をおいて二匹も。それがサリーちゃんと
ミルキーちゃんです。2才になって体ができあがったころを見計らって結婚させるつもりです。
ビーグルは3匹から多くても5匹しか生まないので、うちで残す一匹以外の行き先も
何とか探せそうです。ではいったいいつ頃生まれるのか?この春で2才になった
サリーちゃんの次のシーズン(交配適合時期)が11月頃ですので計算すると
2月頃かわいいのがいっぱい出てくる予定です。ご期待下さい


2001年お正月明け頃

そのはずだったんですけど、実はサリーちゃんがまだなんです。忙しい年末年始にちょうど
さしかかってしまったらどうしようとか、色々思い悩んでいたんですが、当のサリーちゃんは
全くの知らん顔、まあいずれ来るだろうと気長に待つことにしました。最近とみに人気の
上がってきたレモンカラーですが、サリーちゃんはもちろんですが、ロッキー君の方も
爺ちゃん犬がレモンですので、レモンが生まれる確率は非常に高いと予想されます。
でも実際に生まれるまでは何とも言えませんが。そうこうするうちに今度はミルキーちゃんの
方が満2才に達してきますので、こちらの組み合わせもとも期待されます。
いずれにしましてもこのページ上で随時お知らせいたしますので、今少しお待ち下さい。


1月31日でした!

来ました、来ました!サリーちゃんに出血が!1月31日でしたので理想的な
かけあわせの期日は2月12日と14日になりました。うまく行ってくれるよう祈ってます。
はらはらどきどきもんです!いったいどうなることやら。


2月12日のことです

成功しました!うまく妊娠してますよう祈ってます。また同時にミルキーちゃんにもシーズンが
訪れていまして、こちらの方もうまくいってしまったんです。つまり4月半ばに二匹同時に出産を
迎えるかもしれません。かわいい子犬がたくさん生まれてくるかと思うと今からそわそわ落ち着き
ません。とにかく無事生まれてくることを願うばかりです。ひと月くらいで妊娠が確認された時点で
ご報告いたします。又、子犬の引き取り手に関しましても募集を行うかもしれませんので
ご希望の方がいらっしゃいましたら、お申し出下さいますようお願いいたします。

3月12日です

3月12日、妊娠が決定的となりました!そろそろ一月たったので獣医さんの所へ行って
きました。超音波をあててみたところ、ちゃーんと映ってました。まーるい影が2つぐらいです。
レントゲンをあてないと匹数まではわからないとのことでしたが、妊娠はまちがいなくしている
そうです。どおりでサリーちゃんはいつもぼーっと遠くを見つめるような目つきで、下半身も重た
そうにすわり、食事を食べる速度も少し遅くなったように感じていました。帰りにお赤飯を買って
帰ったことは言うまでもありません。いつもいたずらをしかったばかりのサリーちゃんが
急にいとおしく感じてなりませんでした。急にみんながやさしくなってとまどう姿が笑えます。
ミルキーちゃんはシーズンの出血も少な目でしたので、つわりもどうやら軽いみたいです。
でも2匹そろって一日中寝まくっています。少々つつこうが、電話が鳴ろうがお構いなしに
爆睡してます。なぜかロッキーもつきあって寝てます。


ロッキーはなにかとサリーちゃんを気遣っています。ミルキーちゃんは一人で寂しく丸くなってしまいました。
だるさとねむたさははんぱじゃなさそうです。爆烈娘の本領発揮です。


出産奮戦記の始まり始まり〜!


ミルキーちゃんの3回目の出産
(ロッキーくん2世の誕生をめざして)


さあ、ミルキーちゃん、年齢的にも3才ちょっとで、ベストコンディションで臨みます。
出産予定日は4月6日です。

ずいぶん大きくなってきたお腹です。
3月18日現在です。
はち切れそうなお腹です。
3月29日です。


4月1日 ミルキーは、先日より検温に入っています。不安定な乱高下があり、見極めが難しそうです。
計っても妙な体温しか計測できずにいつ頃出産が始まるか判断がつけにくい状態です。
4月2日早朝  今日でまだ60日目ですが、午前1時半ミルキーの出産が始まりました。
体温がずっと低めをたもっていたものですから、よくわからなかったんですが、息使いが荒くなり、
とうとう一匹目が顔を出しました。さて何匹生まれるんでしょうか?
多少時間がかかりましたが、2匹の可愛いオスが生まれました。

4月4日昼  やっと落ち着いてきてお乳を揚げている母ミルキーと子犬たち

4月5日 生後2日目にして揃って順調に体重が増えています
230グラムが280〜300グラムになってきました

4月5日 すでに器量良しがわかります

4月10日 出産からちょうど一週間たちました。どちらもよくお乳を飲んでくれますし、
鳴き声も次第に犬らしい声に変わってきています。体重も順調に増えています。

生後8日目です。体重は380グラムと470グラムと少し開きが出てきました。
どちらがお好きですか〜? お尻にこびりついたウンチを洗っています。本来母ミルキーの仕事なんです。



4月13日 実は、残念なお知らせをしなければなりません。ミルキーちゃんは、もとからあまり育児が得意でなくどちらかというと、子犬のことより自分の毛づくろいが優先したりする困った子なんです。ロッキーとの相性だけはよいものですから、すぐご懐妊となるんですが、そのあとの面倒見が悪いこととが多いんです。今回も、上の写真までは、2匹とも順調に体重を増やしてきたんですが、途中から授乳に差が出てきてしまったようです。380グラムと500グラム。体重差に現れてきていましたが、ちいさい子の方が体力が落ちてきてしまい、乳首に吸い付く力がなくなってきてしまいました。注射器で口の周りから流し込んでみたり色々試みましたが、とうとう昨夜逝ってしまいました。死産やその他の事故でなく、ここまで育ってきたのに救ってやれなかったのが歯がゆいです。残る一匹が、その分精力的に飲んでくれているのが救いです。


4月14日 最後の一匹は「ミッキー」と名付けました。この子だけは元気に育ってほしいと、始終監視していますが、先の事などでバタバタしていたために、少し体重の増えが止まってしまいました。同時に、ミルキーのお乳の出も良くないことがわかってきました。そのため、昨夜から哺乳を開始しました。ところが、この子は哺乳瓶の乳首の形が気に入らないらしく、吸い付いてくれないんです。そういえば、ミルキーのお腹の乳首も、出がいい悪いにかかわらず、お気に入りの乳首と言うのがあって、それを中心に吸い付いてばかりいます。仕方がないので、小さな注射器で口の横から注入してあげると、何となく飲み込んでしまうことがわかりました。今晩の授乳から写真撮影して載せます。ご覧下さい。


4月15日 生後13日目です。635グラムまで上がってきました。3時間おきの授乳を我々が行います。元気よく吸い付いてくれるんですが、哺乳瓶はいやらしく顔をそむけてしまいます。細めの注射器(もちろん針は付いていませんよ)はなんとか飲んでくれます。濃いめにつくった犬用ミルクを6本分、計15ccも飲めばあとは眠くなってしまいます。サリーちゃんの子の場合は、たいして気にならないコマから体重計に数字も、今回ばかりは5グラム単位でこだわっています。少し難しい性格はロッキーに似ていますが、他の点はどこまで似て来るんでしょうか?ミッキー君の顔を見ながら、そんなことを考えています。

哺乳瓶の乳首はいやがります 一本2.5ccの注射器は好きなようです 
オッパイが出るうちはなるべく飲ませています


4月22日 ミッキー君が生まれて20日たちました。最近は、よくお乳も飲んでくれますし、
体重も950グラムまでに増えました。丸まると太って見るからに安心できます。


4月23日 今日ははじめての離乳食に挑戦です。子犬用フードを半日湯でふやかし、そこに子犬用粉ミルクを溶いて、
ドロドロに砕いた物を与えます。ロッキー似の性格のせいか、新しい物にはまず拒否反応を示しました。
でも味は気に入ったのか、次第にすすってくれるようになり感動です。その様子を見ているミルキーが、自分も
ほしがっちゃって大騒ぎです。ミッキーに充分食べさせたあとは、母犬も一緒に食べてました。可愛いです。
私達がそもそもビーグルの繁殖を始めたのはロッキー君の息子といえる犬を創出するのが目的でした。
いままで、比較的良質の犬は生まれてきましたが、「ロッキーの再来だ!」といえたことはありませんでした。
今回はかなり期待しているんです。目つきの鋭さ、性格の難しさ、面構え、今のところ納得しています。
さあ、どこまで迫れるんでしょうか? ミッキー君ガンバロー!

味は気に入ったようなんですが、進んで食べようとはしません。
おしまい頃になんとか顔をつけて食べてくれました。
子犬とはとても思えない眼光の鋭さが、嬉しくて仕方ありません。

5月9日 生まれてから、ひと月と一週間です。体重は1400グラムまで増えてきました。
一人っ子なのが少々かわいそうですが、ミルキー相手に暴れるまでになってきました。
そろそろマッキンビーグルズに合流かな?

キョロキョロ泳ぐ目つきがミルキーそっくりです
しっかりとした足腰が楽しみです

5月14日 生後42日、マッキンビーグルの仲間達に合流です。しきりににおいを嗅がれたり
ひととおりの儀式が終わると、一緒になって遊んでいました。
ビッキーににおいを嗅がれて
いるところです
母ミルキーがギロッとにらむ中
みんなにごあいさつです。
ジャッキーは本当に子犬(ミッキー)が
好きですね


5月18日 生後、42日がたちました。最近はジャッキーとよく遊んでいます。上になり下になり力を加減しながら
遊んでやってくれるので、ジャッキーには感謝です。ミッキーは一人っ子ですので、遊び相手がほしくてしょうがないようです。
みんながおやつをもらうようなときも、素早く走り寄ってきておねだりします。まだ堅い物は食べられないんですけどね。

ミッキーもジャッキーのことが大好きなようです!

サリーちゃんの2回目の出産


出産予定日まで5日のサリーちゃんです

サリーちゃんの体温表
日数 55日 56日 57日 58日 59日 60日 61日 62日目
予定日
月日 13日 14日 15日 16日 17日 18日 19日 7月20日
体温 37.7 37.8 38.4 37.8 37.7 37.1 出産
37.4 36.9
38.0

犬の出産は早いです。約2ヶ月でもう出てきてしまいます。出産予定日が近づくと他の犬達の眼の届かない暗がりに、巣を作ろうと始めます。それに対し、普段とは違う産箱を用意してやります。一週間前からそこで寝かすようにして、慣れさせていきます。サリーちゃんはもう2度目の出産ですので、慣れていると思いますが、やはり自分専用の産箱を作ってもらうと、クンクンにおいを嗅いでうれしそうにしています。そして同じく一週間前になると、検温を始めます。人間と同じく、出産直前に体温が下降しますので、それを利用して私たちも気持ちの準備をします。サリーちゃんの場合は、平熱が高めで、37.8度位ですがそれが一気に37.0度まで下がります。すると翌日あたり出産です。最初の一匹目が出てくるのには多少苦しみますが、2匹目からは産道が十分開いているせいか、すんなり出てきます。生まれてきた子犬がかぶっている袋を食い破り、へその緒も咬みちぎります。(子犬側で少し長めに残りますが、後日、ほとんどの部分は自然に脱落してしまいます) 胎児が入っていた袋と付属内容物をすべて食べてしまい、次に子犬の体をまんべんなくなめ回します。清掃と加温と刺激を同時に与え産声を上げて這い出したら、子犬の這っていく先に先回りし自分の体を横たえ、まだ眼の開いていない子犬が、お乳に吸い付きやすくしてやります。そうやってしばらくすると次の子犬がまた生まれてくるのです。標準で一匹につき30分くらいかかるようです。全部産み終えるのに、もちろん何匹入っていたかによりますが、2〜3時間ぐらいはかかるでしょうか。すっかり産み終えて、子犬たちが落ち着いてお乳を吸う合間にウトウトしたりする頃、母犬はやっとオシッコをしに巣を離れて水を飲み、でも大急ぎでまた戻ってきて、子犬に異常がないのを確かめて、またお乳を吸わせます。生まれてから初日から、すでに生存競争が始まっていて、出のいいお乳は力の強い子が独占してしまいます。多少は、弱い子を出のいいお乳にくっつけてやったりしますが、いつもいつも世話をできるわけもありませんし、自然に任せるしかないでしょう。弱い子はどんどん後れをとり、強い子はどんどんたくましく成長していきます。そのいい例が前回のジャッキーでした。他の子犬を押しのけ、いつも美味しいお乳は独占していました。こちらが引き剥がして他の子をくっつけてやっても、またすぐに奪い返してます。そこで名付けたのが「ブッチャー」、悪役レスラーを地でいくような振る舞いに思わずつけてしまいました。いまでこそすましていますが、そんな子犬時代があったのです。さあ、今度はどんな子犬がうまれてくるんでしょうか。

産まれましたー!
やっと産まれました。19日の午後二時ごろ、第一子が出てきました。サリーちゃんも前回の時のように興奮することもなく、たんたんと産んでいました。約30分おきに次々に産まれてきました。雄雌が興味の焦点だったんですが結果、雄4、めす1となりました。
生後一日たった様子です。出産時に汚れたタオルなどは全部処分し、新しい新聞を割いたものをクッション替わりに
入れてあげました。これは、糞が子犬の体に付着するのを防いだり、お布団になったり、色々と便利なものなのです。

今日は、いつもの韮崎のキュー動物病院に行って、鬼爪を切ってもらってきました。生後一週間くらいまでは、痛覚があまり発達していないため、麻酔無しでもチャッチャと切ってしまえるそうです。とはいえ、子犬たちは結構痛がります。切り口の出血を止めるのに、電気メスや、はんだごてを使って焼いて止血します。ちょっと熱そうです。これは、どうしてもしなければならないと言うものではありませんが、ペットとして飼うのならば、本来必要な「もの」でもありませんし、ない方がすっきりとしていることでしょう。5匹とも健康で、元気におっぱいを吸っています。サリーちゃんは、どの乳首も出がよいため、あまり喧嘩にもならず仲良くやっているようです。でも、そろそろ成長の度合いに差ができてはいます。今後の成長日記にご期待ください。

サリーちゃんの育児!

7月25日、生後一週間たちました。サリーちゃんは、非常に母性本能が強いため、子犬の面倒見はよい方です。産まれて数日の子犬たちの肛門などを丹念になめてやり、排便を促します。出てもすぐになめとってしまいますので、子犬はいつもピカピカです。産箱の中もいつもきれいなものです。今日は体重を計ってみました。キッチン用のはかりを使って素早く計ります。すでに驚くほど違いが出てきています。
420グラム 475グラム 280グラム
275グラム 495グラム 奥さん一押しのジャッキー2世
始終なめて磨いています 段ボール紙の上がお気に入り 出産後の方が負担が気になります
朝昼晩とカップ一杯半づつ食べさせて
います。それでもやせていきます。


7月28日、生後9日目になりました。みんなが寝ている間もチュッパチュッパ飲むやつ、寝ながらお乳を吸う夢を
見るやつ、とにかくのんで寝て飲んで寝ての繰り返しです。うらやましいです。今は成長度に開きはありますが、
そのうちみんな揃ってくることでしょう。この段階で選ぶことは至難の業ですが、経験を積むとどれがどうなるか
見当がつくもののようです。

ずいぶん体重に開きが出てきています。写真左端で、一番左から、670グラム、
560グラム、680グラム、345グラム、340グラムとなります。

8月3日、生後2週間経ちました。少しずつ目が開きだしています。でも開いているだけで見えてはいないようです。
また顔写真を撮りましたのでご覧下さい。少しずつ大人にたったときの表情が見え隠れします。


410グラム♂ 480グラム♂ 800グラム♀
965グラム♂ 970グラム♂ ずいぶんと大きくなってきました


オス大1 オス大2 メス

目が開いて見えてきたようです
一週間ごとに表情が変わって
いくのが見て取れます
オス小1 オス小2

8月10日、生後3週間経ちました。ずいぶん子犬らしくなってきて見ていても安心していられます。
目が開いてもう見えているようで、眼球がくりくり動きます。サリーちゃんが食べた後の、フードの器を
ペロペロなめたり、しています。少し小さめだったオスの2匹達も大きいのが寝ている間に一生懸命おっぱいを吸って、
だいぶんおおきくなってきました。大きいオス達は、もう1キロを超えたため、計測不能になってしまいました。
もっと大きなはかりを買ってこなくては。鳴き声も「クウーン」ではなく「アウンアウン」とワンワン声に近づいてきました。

1500グラムになりました この子がおもしろそうです 唯一の女の子です
小さめのオス1です おなじく2です 仲良し5人兄弟です

8月17日、生後4週間経ちました。だんだん大人になった時の顔を連想させるように、しっかりとしてきました。


左から 「加治エルガー」ちゃん「久良木ミロ」ちゃん
マッキンのニューフェース「ビッキー」ちゃんです

9月半ばのお迎え風景です。第一回のワクチン注射の時期にあわせてみなさんお迎えに
いらっしゃいました。久しぶりに再びビーグルを飼われる方や、ぜひもう一匹増やしてみたいと
お考えの方、それぞれ思いを抱いて清里を訪れました。

親子3匹で記念撮影 加治エルガー君ファミリーです

シートベルトも付けました
加治さん後はよろしくです
サリーちゃんがいつまでも
見送っていました

みるくちゃんと仲良くね! サリーちゃんともお別れです!

車に乗って出発です おめかしシャンプーです

生まれてから約55日を過ごしたマッキンを後にすれば、その後はそれぞれの生活が待っています。
新しい家族と幸せな時を過ごせるよう祈っています。


ビッキーちゃんもマッキンに残ることが決定しました。一緒にシャンプーです!

このビッキーちゃんだけが、マッキンに残りサリーちゃんとずっと一緒に生活していきます。
母犬とずっと一緒にいると言うことは、子犬にとって理想的な環境なのですが、そのぶん少し
甘えん坊に育つようです。少し発育が遅い2匹のオスの子達も、小さめの体格ながらも順調に
育ってきましたので、新しい里親さんのもとに旅立っていきました。
みんな、新しい環境でがんばるんだよー!


ビーパラHOMEへ マッキントッシュHOMEへ

ミルキーちゃんの2回目の出産


1月12日、出産予定日まであと1週間ぐらいです。どんな子犬が生まれて来るんでしょうか?
以下は出産に至る詳しい様子です。

前回の時のお腹(約2週間前) 今回のお腹(5日前)

犬は妊娠してから出産まで約2ヶ月です。この短期間にすべてが形作られるわけですから母犬の体にもかなりの
変化があります。いつもの韮崎のキュー動物病院の先生のところでレントゲン検査をしてもらった結果、前回と同じ4匹が
映っていました。逆子の心配もなさそうで安心しました。ミルキーも我々ももう2回目ですので落ち着いたもんです。
予定日は1月15日位ですので昨日から体温を測りだしました。

体温の推移(前回サリーちゃんと共に産んだときの記録です)
4月 10日 11日 12日 13日 14日 15日 16日 17日 18日
サリー 37.3 37.7 37.6 37.0 出産 62日目
62日目
ミルキー 37.3 37.7 37.2 37.7 37.6 37.7 37.6
37.7
37.7 出産
36.8

前回生まれたときの体温表と見比べてみれば、タイミングがはかりやすいかと思います。

体温の推移
1月 10日 11日 12日 13日 14日 15日 16日 17日 18日 19日
ミルキー 37.3 38.4 37.4 38.3 37.8 37.7 37.4 37.3 37.3 出産
37.9 37.9 37.6 37.4 37.0
37.6 37.4 36.8

今回はあまり頻尿にはなってきません。ミルキーも落ち着き払っています。
そろそろ産箱を用意してあげようと思います。



もし言葉が話せたらなんといっているのでしょうか?

1月14日、どうやら頻尿になってきました。いつもはケージの中で寝ているんですが、朝自分の方から早く出してくれーと
ほえることはなかったんですが、けさは大騒ぎしていました。出してあげると大急ぎで外の運動場に行ってシャーッとやって
いました。そのあとは、妙にまとわりついてくるんです。何かを訴えるような目をして、そばをはなれたがりません。
念のため検温してみてもまだ高いままです。やはり予定日までいくんでしょうか。

1月15日、とうとう予定日になりましたが、昨日と大きな違いはありません。ただ前よりお腹の膨らみが下におりてきて
いるような気がします。まだ、さほどに産箱の中にいたがるというわけでもありません。
本当に今日産まれるのでしょうか。???。

1月16日、まだ兆候は現れません。そんな中、「産まれたらぜひ子犬譲って下さいね!」というお話がありました。
まだ産まれてもいないのに恐縮です。ここは、ミルキーちゃんにガンバって早く可愛い子犬を産んでもらわなければ。
責任重大だぞー!ミルキー!

1月17日、体温が低めに安定してきました。加えて、目つきが少し目を見開いたように、まるで何かに驚いたように
なることがあります。産箱に入れておいても大人しく寝入るようになってきました。

1月18日、朝5時45分の排便催促は変わりません。昨夜は二度ほど起きて様子を見に行きましたがいびきをかいて
よく寝ていたようです。その後、だんだん体温が落ちてきました。いよいよのようです。
明日の明け方以降に産まれるのでしょうか?今晩も見守ってみます。

1月19日、産まれましたー!6時40分第一子がでてきました。前回同様、一匹目がなかなか出てきませんでした。
頭が見えてから、全体が出てくるまでに15分くらいかかりました。逆子ではないんですが、いきむ力が弱く、
休み休みのようなんです。2匹目はまもなく産まれましたが、やはりミルキーちゃんは、あまり新生児の面倒見が
良い方ではなくまたもや自分の毛繕いなどしているしまつです。中間報告まで!

産み終えてホッとくつろぐミルキーちゃん

3匹目まで少し間があきましたが、やっといきみがはじまりました。でもなかなか出てきません。すこし顔を見せてからが
長いんです。まるで下痢をするようにブリブリーという音と共に出てきたんですが、袋をかぶったままの姿に血の気が
ありません。やはりそうでした。死産だったようです。袋が破れると大量の血液も出てきました。ミルキーはそれでも
へその緒をかみ切ってなめまわすんですが、反応がないためしばらくしてあきらめてしまいました。4匹目はじきに
産まれました。全部終わるまでに4時間以上かかったことになります。その間おしっこもせず水も飲まず、くたくたになった
ミルキーは、すぐそばに作ったおトイレシーツの上でチャーッとして、水をガブガブのんで、また子犬の所に戻り、
上の写真のような格好でねてしまいました。次におきてきたら今度は体重を量ったりオスメスの確認に入ります。

1月20日、産後1日たちました。母子共に健康です。元気に乳首を吸っています。オスが一匹メスが2匹産まれました。
体重は180〜230グラムです。ミルキーが体重7`ですので子犬もやはり小さめです。

もうすでにちょっとした違いがそれぞれ見受けられます。


1月25日、生後6日たちました。ここで悲しいお知らせです。生後3日目に二番目に産まれた子が衰弱死してしまいました。
お乳のの飲みが弱く、乳首を吸っているように見えるんですが、たいして飲んでいなかったんです。
気づいて、ほ乳しようとしましたが、乳首を含む力もなく次第に体温も下がり、とうとう動かなくなってしまいました。
体温が下がってくると母犬も全く面倒を見ようとしなくなってしまいます。死産だった子も、30秒もしないうちになめるのを
やめてしまいましたので、意外でしたが、生き物の世界って案外そんなものかもしれません。残った2匹はさすがに
パワフルでお乳を飲んでいるか、お腹をお乳でポンポンにふくらませてぐうぐう寝ているか、とにかく元気です。
きっと丈夫な子に育つと思います。また、今日は獣医さんの所にも行ってきました。第5指(鬼爪)の切除です。
ちょっとむごいんですが、麻酔もなしにはさみでちょんぎってしまいます。その後切開部をはんだごてで焼いて止血します。
きゅうきゅう鳴き声をあげますが、生後一週間以内であれば、さほど痛みも感じずにすむそうです。
でもけっこう痛そうでしたけど。その後ミルキーが一生懸命なめてあげていました。では、下に写真を載せますのでご覧下さい。

440グラムと350グラムです。ずいぶん大きくなっています。

また残したくなっている奥さんです、危険!危険!危険!

メス440グラム オス350グラム ミルキーが心配そうです
手足も太くしっかりした子に育っていきそうです


1月29日、生まれてから10日たちました。ミルキーも持て余すほどの勢いでおっぱいを飲んでいます。
本当に寝ているか飲んでいるかどっちかです。それ以外あまり見かけません。体重も順調に増えそれぞれ490グラムと
600グラムにまでなってきました。前回の時より成長がよいように思えます。しいて言うなら両方ともジャッキーと
同じ勢いを感じます。手足のみならずしっぽまで早くから充実しています。楽しみになってきました。


もうすぐ目があきます 左が600グラム・右は490グラム

2月3日、とうとう目があきだしました。順調に成長しています。ミルキーも子犬が寝ている好きにお散歩に行ったり
仲間と遊んでみたり、気分転換をするようになってきました。前ほど子犬にべったりしていなく、時には独り身のような
気分もだしています。撮影のためケージから出すと、前と違い指定の位置からどんどん這っていってしまうので目が
離せません。ベッキーの方が少し成長が早いため先に目があいてきました。でも見えてはいないようです。
目が開くと、とたんに表情が出てきますので、よけいにかわいらしく感じます。


仮称「ベッキー」780グラム 仮称「バッキー」630グラム


ちょっと一休み・・・所感・・・

ミルキーの妊娠がわかってからここまでは、時間的には短いんですが、実に多くのことに注意して育ててきました。獣医さんにて、超音波検査にて妊娠確定後、フードを妊婦用のものに変えたり、絶えず暖房の効いた部屋を用意して、ほかの犬たちとの接触を断ったりしました。それは、妊娠犬特有の臭いに他のオス達は敏感になり、執拗ににおいを嗅ぎまわったりします。それをメスはいやがるんです。他のメス達はそれに対しやきもちを焼き、妊娠犬に対し攻撃的になります。中には対抗して、自分も妊娠したと勘違いしお乳が張ってきて、実際にお乳が出たりもします。出産予定日の2週間前ぐらいに、獣医さんに行って今度はレントゲン検査です。これにより胎児の数、大きさ、逆子かどうか、等がわかります。後は予定日が近づいたら、体温をはかり出産日を待ちます。この間、予定された日に体温下降がないとひょっとして、何か異常が発生したのかもしれないと、心配になってきます。犬はほとんど予定日からずれることは無いんです。出産が始まれば、あまり子犬の面倒を見ない母犬の場合、付きっきりで見守ることになります。仕事が忙しい日ですと、走りまわることになります。産まれても正常に育つかどうか見極めながら、必要ならほ乳をしなければなりません。「可愛い可愛い!」と抱きしめたくなるような精神移入はなかなか出てきません。自分の所に残す予定がない場合は、自分の犬であって自分の犬ではないのです。新しい飼い主さんのために少しでも良い状態でお渡しできるよう、日々気を配っているのです。犬は安産と一般的に思われていますが、現代の高度にペット化した犬たちは必ずしもそうではなく、死産であったり、産まれながらにハンデを負ったものがいたり、いろんなケースが発生します。私達はブリーダーではありません。自分の愛犬同士が結婚して、その子が無事元気に育ってほしいと思います。さらには、素人が繁殖した犬が、ドッグショーという判定の場で高く評価されれば、これに勝る喜びはありません。勝つための犬づくりはプロのブリーダーさんの世界ですが、我々は、たまたま産まれた子犬がこんなにいい子に育ってくれたんだなーという実感に浸っていれば良いと思います。長く書いてきましたが、このような考えで子犬を見つめています。これからも応援してくださいね。


左がメス 980グラム、右がオス850グラム

2月11日、生後三週間です。目が開いても、あいているだけでしばらくは見えていません。でも最近は見えているように
なりました。親の後を追うのも速くなりましたし、ケージの外へ出たがる様なそぶりも見せます。目が離せません。
久しぶりに写真を撮りましたが、子犬の表情の変化には驚かされます。だんだん、大人になった時の顔を連想させるように
なってきました。右のオスの子はジャッキーに近くなって、少しそれよりやさしくなっていくんでしょうか。
とても楽しみになってきました。

2月15日、体重測定です。オス1010グラム、メス1100グラム、次第に差がなくなりつつあります。結局は同じ様な大きさに
なるのでしょう。よく聞く話ですが、おうちに迎えた子犬があまり大きく育ってほしくないために、十分な量のえさを
与えない飼い主さんがいらっしゃいますが、それは間違いです。犬が成犬になったときの大きさというものは、産まれ持った
遺伝子によるもので、既にほとんど決定しています。成長期に、いたずらに節食を強いると、貧弱な発育不全の子が
できあがってしまいます。後からあわてて多めに食べさせても、骨格が固まってしまえばそれ以上の発展は望めません。
子犬のうちは少し食べさせすぎでかまいません。太り気味なぐらいに栄養をじゅうぶん行き渡らせておいて、
大人になりかけると共に少しずつ調整して、その子その子の持つ理想体重に近づけていけばよいのです。
ではどれくらいたべさせればよいか?それは犬に聞いて下さい。つまり、多すぎたとすれば便がゆるみます。
ゆるむ一歩手前の量がその子犬の、その時点での適量です。ドッグフードの袋に書いてあることを鵜呑みにしないでください。
お腹一杯食べて、コロコロあそんでぐっすり眠る。それだけで健康な犬になっていきます。ビーグルは確かに
パグやミニチュアダックスと並んで、太りやすい体質を持っています。それを気にするあまり、あばら骨がくっきり
浮き立つような体格のワンちゃんに仕上げてしまったらあまりにかわいそうです。あくまで家族の一員としての
ペットなのですから、少しぐらい太目でも良いじゃありませんか。美味しいものをたくさん食べさせてあげて下さい。
でも人間の味付けを施したものはだめですよ。塩分や、香辛料の利いた食品に慣れてしまいますとドッグフードでは
物足りなくなって、食べ残すようになってしまいます。「うちの子はこれこれこのフードじゃなくちゃ食べないのよー!」
「でもすぐに飽きちゃうのでまた何か食べてくれるフードをさがさなきゃー!」これでは犬も人も不幸です。
みんな楽しんで食事ができると良いですね。


可愛らしさ全開の兄妹です。左からオスとメスです



2月20日、最近ぐっと犬らしくなってきました。なき声もクーンキューンではなく、アウンキャウンといったワンワンに
近い声を発するようになってきました。ケージの扉が開けると、親犬に続けてびっくりするような速度で這い出してきます。
音にもずいぶん反応するようになり、声をかけるとしっぽを振ったりします。至って健康です。昨日より離乳食を始めました。
ドッグフードを一晩ふやかしたものを、直前にぬるま湯で少し暖めて与えます。強いてつぶさなくても、口に含んでもごもご
やっているうちに崩れて飲み込んでいくようです、喉に詰まるかと少々心配ですが。

手足も充実した太さです。少し白かった鼻も黒くなってきました。大きさもほとんど同じです。

二匹でいられるのも今のうちです


3月15日さくらちゃんのお迎えです。今晩一泊してから、明日一緒に帰ります。
最後に、いつものおめかしです。シャンプーして、爪を切って、ひげも切って準備万端です。


マッキンにて最後の風景です
初めてのドライヤーが怖いのか、キューキュー言ってました


3月17日、お迎えの朝が来ました。いよいよです。朝起きた後、少し長めに母犬のミルキーと遊ばせてあげました。
なにも知らずに楽しげに遊んでいるのを見ると、少しかわいそうになりますが、これが最後のお別れではないのだからと
自分に言い聞かせます。
ロッキー(父犬)とミルキー(母犬)に囲まれて記念撮影です、また会いに来て下さいね。

みなさん、別れを惜しみながら、でも大変嬉しそうに、子犬を乗せて出発していかれました。
数日分のドッグフードとお気に入りのおもちゃと、自分のにおいの付いたトイレシーツを一枚、これがおみやげです。
では、決めのセリフ、「たくさんたくさん可愛がってもらうんだよー!」ながらく、ご覧頂いてきましたが、
今回にて「ミルキーの出産育児奮闘記」は終わりです。


サリーちゃんとミルキーちゃんの初めての出産


1.出産まであと2週間
2.出産まであと10日
3.出産まであと1週間
4.出産まであと3日
5.出産まであと2日
6.サリーちゃんにとうとう生まれました!
7.今度はミルキーちゃんかな?
8.やっと来たみたいです!今晩がヤマ?
9.翌朝になりました
10.午後になってやっとミルキーちゃんにも生まれました!
11.産まれるには産まれれたんですが・・・
12.やっと終わりました!


13.次は子犬の成長をご覧下さい!


出産予定日まであと2週間ぐらいです。どんな子犬が生まれて来るんでしょうか?
以下は出産に至る詳しい様子です。これから出産をとお考えの方必見です!

お腹がパンパンでひたすら寝まくってます!
お散歩の時以外はだいたいこんな感じです。

4月6日、予定日まで10日となりましたので、獣医さんの所へ行ってレントゲン写真
を撮りました。これにより何頭お腹に入ってるかわかるそうです。
緊張気味のミルキーです さあ何匹見えるかなー! キュー動物病院の先生です。竹を割った
ような性格のすてきな女医さんです

ミルキーは小さいのが4匹! サリーは大きめが3匹!

4月8日、予定日まであと約一週間、いよいよです。
最近だいぶん大きくなりました。
このお腹で3匹だけです こちらは4匹入ってます

4月12日、いよいよ予定日まであと3日となりました。初産だと予定日より早まる
ことはないそうなのです。でもサリーちゃんの場合は特にお腹の中で大分育って
きてますので、育ちすぎて産道を通るのが苦しくなったりしないよう早く外に
出してあげたいのです。出産が近づくと体温が下がってくると教わりましたので
毎日計っています。肛門に体温計をプスッとさして計ってます。騒ぐかと思いきや
意外と落ち着いたもんで寝出すやつもいます。もちろんサリーちゃんのことです。
体温の推移(毎朝9時半計測・夕方6時も計測開始)
4月 10日 11日 12日 13日 14日 15日 16日 17日 18日
サリー 37.3 37.7 37.6 37.0 出産 62日目
62日目
ミルキー 37.3 37.7 37.2 37.7 37.6 37.7 37.6
37.7
37.7 出産
36.8

2ヶ月前にオスとかかった日が2日違いなんですが、サリーちゃんがお腹のたれが
下にずれてきたと思うと、その後2日するとミルキーの方もずれて来るみたいです。
同時に、においに敏感になり今まで興味を示さなかったタンポポの根っこを食べ
たがる様になりました。頻尿はずっと続いています。



4月13日サリーちゃんの体温が少し下がってきました。あと一息で待機に入ります。
生後6時間ほどたちました

4月14日早朝4時半頃、出産が始まりました。30分おきに合計4匹生まれました。生むとすぐにへその緒をかみ切って
体中なめ回してあげてました。そういう刺激を与えることによってふっと呼吸をはじめるようです。
そして産声をミュウミュウあげるのです。先に生まれた兄弟達は一足早く母犬の乳首に吸い付いていますが
自分もにおいをたよりに自力ではっていって吸い付こうとするのです。しかしお乳の出のよいのはすでに
とられていたりするので生存競争も激しいものがあります。そうするうちにどんどん犬らしくなってくるのが不思議です。
母犬も初めての経験です。でも次第に子犬の扱いも上達してきて等しくお乳をすわせているようでした。
でも最後に産まれた子が他のことくらべて体重も軽めなのが少し心配です。三匹とも240グラムから270グラムでしたが
最後のオスだけが190グラムしかありませんでした。この子は兄弟達が寝ている間もおっぱいを飲み続けなければ
ならないようです。何とか無事に育ってほしいです。そろそろ写真を撮っても母犬も警戒しなくなってきていますので、
徐々に撮影しようと思っています。

生後1日たちました

4月15日はじめて目を離しての夜を過ごさせて少し不安でしたが、サリーちゃんは
ちゃんと面倒を見ていたらしく、4匹ともいたって元気です。さあ今度はミルキー
ちゃんの番です。しかし体温をはかったところまだ37.7度もあってこのぶんでは
今晩は生まれないんでしょうか。子犬が他の犬ににおいもかがれるのを極度に
いやがるサリーちゃんとの産箱の配置などの事もありますし。そこへほっとかれっぱ
なしのロッキーのやきもちが加わって大騒ぎなんです。

まだビーグルという感じはしません

さらに翌日です。13日たてば目が開くらしいですが、そうなれば少しずつ表情がわかって
くるでしょう。とても楽しみです。今から一匹いっぴき特徴を何とかとらえて区別しています。
背中の白い毛で見分けるのですが「かもめ・ベンツ・ちび黒・星印」といった具合です。
よく出る乳首は正面に見える
カモメが飛んでるような印の子が
いつも独り占めです


4月17日、ミルキーちゃんの体温がまだ下がってきません。食欲も変化ありません。
ただ、サリーと違うところは、このころになってもお乳が出ないことなんです。サリーの時は
絞るとチューッとでてましたから。困ってます。今すぐに生まれても早産にはなりませんし
体が小さいこともあって、早く生まれてほしいです。
折り重なって寝ているのは
お互い暖めあっているようです

体温の推移(毎朝9時半計測・夕方6時も計測開始)
4月 10日 11日 12日 13日 14日 15日 16日 17日 18日
サリー 37.3 37.7 37.6 37.0 出産 62日目
62日目
ミルキー 37.3 37.7 37.2 37.7 37.6 37.7 37.6
37.7
37.7 出産
36.8

4月17日午後4時、とうとうミルキーちゃんの体温が下がりはじめました。サリーちゃんの
時より時間的に遅れていますので、明朝日が昇ってから生まれるのかもしれません。
いずれにせよ、今晩はおちおち寝ていられそうにありません。いよいよ来たみたいです。
ミルキーちゃんもどうか無事にお産がすみますように!


4月17日、サリーちゃんが産後初めてのちいさなお散歩に出ている隙に撮影しました。
我々もこんなふうに正面からしっかりと見るのは初めてです。一匹一匹違う顔つきに
飽くことなく興味深く見つめています。

月18日、朝になりました。やはり夜のうちには生まれずやや寝不足気味です。
しかし、5時半頃からミルキーちゃんの落ち着きがなくなり、はあはあ暑がったり頻尿が
進んで数分おきになったり、兆候が見えてきました。あと1〜2時間で生まれそうです。
出入り自由なはずの産箱から出てこなくなりました。さて・・・・。

4月18日、午後も遅くになってミルキーちゃんもやっと生まれました。
サリーちゃんの子と比べると少しおとなしいようです。4匹とも健康で元気が良い子達です。
とにかく無事に生まれてほっとしています。
一匹目が産まれたところです 3匹目が産まれたところです

4月19日、朝になりました、昨日の騒ぎが嘘のような気がします。ミルキーちゃんの子は産まれたときにあまり
産声も上げず静かでしたので、少し心配になり昨夜は様子を見ていました。次第にお乳も出るようになり、子犬達も元気に
乳首めがけて進むようになってやっと安心しました。その間のてんまつなんですが、実は一匹目がなかなか
出てこなくて母犬の消耗も無視できなくなってきましたので、ひょっとして産道で詰まっているかもしれないと
心配になり獣医さんの所へ行こうと車の準備を終えて、さあミルキーを車に乗せようと迎えに上がってきたところ、
第一子が出てきていたんです。でもミルキーはへその緒もかみ切ろうともせず、なんとなくなめまわしているだけで
子犬の面倒を見ようとしないんです。自分の産んだ子犬より、汚れた自分の手足の毛づくろいなんかしてる始末なんです。
産声も上げず、死んだようにぐったりとしていたため、人間があまり手を出さない方が良いとは聞いていましたが
やむなく、私がまずへその緒を切り、鼻と口から羊水を出すために逆さまにしたり、マッサージをして冷えた体を温めたり
かなりパニクっていました。そこで思いついたのが、かいがいしいお手入れでかなりの母性が確認されていたサリーちゃんに
この子を預けたらどうだろうかと。
ほ乳瓶に吸い付く姿は本当にかわいいですねー! いつまで見ていてもあきません。 子犬のミルクまで奪って飲もうとする
乳離れしていないミルキーちゃん

そうすると、案の定、産まれたばかりの子犬を見たサリーちゃんは、再びスイッチが
入ったかのごとく、自分の子もほっとくいきおいでお世話しまくりで、それはそれは見事な
ものでした。サリーちゃんに教えられ、また助けられた我々でした。ミルキーちゃんも2匹目から
次第に上達していきまして、4匹目を産む頃にはすっかり慣れてきたみたいです。


産まれるとすぐに袋を破ってへその緒を
かみ切りなめてなめてマッサージします
乳首を求めて集まってきます
一番出るのはどれかなー?

でも相変わらずお乳の出があまりよくなかったのですが、子犬達に吸われているうちにいくぶん出るようになったようでした。
そこで、あらかじめ用意しておいた子犬用粉ミルクを、お湯に溶かして補助としてあたえてみました。よく飲んでくれる姿を
見ていると本当にかわいいなーと思えてきて仕方なかったです。ミルキーちゃんもすっかり母犬らしくなってきましたし
もう安心していいみたいです。明日は獣医さんの所にいって鬼爪のカットです。
早めだと痛みが少ないため無麻酔で切れるそうです。

以上が、ビーグル犬の出産騒動記です。はじめはやや不安もありましたが思った以上に犬たちはたくましく、かえって人間の
ほうが教えられることが多い貴重なそして楽しい体験となりました。
今回の経験を通して、犬たちとの絆がさらに
深まったような気がして、充実感でいっぱいです。愛犬の子がほしいとお考えの方がいらっしゃったら、ぜひその夢を
実現するようにお勧めするつもりです。

次は子犬の成長をご覧下さい!


いつもしっぽふりふり陽気な
ビーグルの子犬がだんだん大きくなっていきます
(本当にかわいいですね!)

日々大きくなっていく姿を載せていきます。ご期待下さい!さあスタートです!

サリーちゃんの子です 2001/04/14生 (生後2日)
ミルキーちゃんの子です 2001/04/18生 (生後1日)

 4月22日、生後9日たちました。毎日少しずつ大きくなっていってるんでしょうが、我々には
よくわかりません。そこで体重測定を行いました。生まれた直後は250グラムぐらいでしたが
今はもう500グラムを越えました。毎日、おっぱいを飲んじゃー寝、飲んじゃー寝
・・・
幸せな毎日ですね。私もそうなりたいです。
これから毎週子犬の成長ぶりを載せていきます。どうぞお楽しみに。
一生懸命吸い付いています
そんなに美味しいんでしょうか
たまには犬舎から出て気分転換です
生後9日目です
お腹がいっぱいになると
すぐに寝てしまいます

4月23日、母犬もそろそろ最初の育児疲れが出てきたようです。子犬が寝ている間
犬舎の外に出て歩き回って気分転換をしているようです。でも子犬が目を覚まして泣き
出すとすぐに戻っていきます。前ほど警戒心もなくなってきましたので、子犬も自由に
抱かせてくれます。
授乳しているうちに寝てしまいます ミルキーちゃんの子です、二日遅れで生まれた分だけ小さめです


4月25日、日一日と大きくなっていきます。みしっ、みしっと音が聞こえるようです。特にサリーちゃんの子の方が
お乳ののみが旺盛なせいか発育がいいようです。もうまもなく目があきます。昨日、あとに生まれたミルキーちゃんの
方の子が目があいた夢を見ました。そんなバカなとお思いながらとてもかわいかったことだけ記憶に残っています。
今は家内とどれがかわいいかなどと目もあく前から言い合っています。そんなこと言ったってもうすこし待たなければ
なにもわからないのにねー!子犬を抱いてそんなことを言っているとロッキー君がやきもちを焼いてとんでもないところに
ウ○チをしでかす始末です。目があいたらまた写真を撮るつもりです。もう少しお待ち下さい。

5月1日、生まれてから2週間ちょっとたちました。まずサリーちゃんの子の方が先に目があいてきました。はじめは目が
あいてるだけで、見えてはいないようでしたが、最近はどうやら見えているみたいです。吸い付く乳首を選んでるんです。
お乳の出もサリーちゃんの方がずっと良いせいか、子犬の育ちもだいぶん差がでてきました。今や800グラムぐらい
あります。手に持つとずっしりとしています。サリーちゃんとミルキーちゃんの最新の写真をご覧下さい。


ミルキーちゃんの子です サリーちゃんの子です ミルキーちゃんの授乳風景です


5月8日、すっかり目もあいて表情がずいぶん子犬らしくなってきました。筋肉も発達してきてお腹がいっぱいになると
兄弟同士で組んずほぐれつ遊んでいます。はじめは楊枝ぐらいの太さだったウ○チも、手帳の鉛筆ぐらいに太くなってきました。
サリーちゃんの子(生後23日目) ミルキーちゃんの子(生後19日目)

生まれたのは、サリーもミルキーも、そろってオス3匹メス1匹です。気の合う連中です。将来の交配を考えて、オスメス
一匹ずつ残そうかと相談しています。最初は家内が「こんなにかわいいんだから全部おいておきたい!」と主張していましたが
何とか思いとどまってもらいました。

サリーちゃんの子の方が成長が早く、もう1`グラム以上あります
一番のボス格は左から2番目のきかん坊です。乳首からチュポーン!とはがすと
うなり声をあげて怒ります。人呼んで、「ブッチャー!」

生後60日頃には母犬から受け継いだ免疫が切れてきます。そのころに各疾病に対する第一回目の予防注射を
しなければなりません。そして念のため、90日頃に第二回目の注射をうちます。
少なくとも、そのころまでには行き先を決めてあげたいと考えています。

 
ミルキーちゃんの子の方はそろってお母さん似のようです
でも少しロッキーの面影が見える左端の子に「クッキー」と名付けました

なにも知らずに無心におっぱいに吸い付いている姿を見ると、この子達のためなら何でもしてあげたい気持ちにかられます。
そろそろ離乳食の味も覚えてもらわなければなりませんしできればトイレマナーも覚えさせてあげたいです。
お別れの、その日までは精一杯かわいがってあげようと思っています。


5月17日、あまりにも子犬達が暴れまわるので、甲府にあるホームセンター「カタクラ」にて大きめの子犬用サークルを
買ってきました。見た目はちょっとあか抜けない感じなんですが、これがなかなか使いやすい代物でした。 ベースが
しっかりとしたプラスチックの舟形になっていて、フェンスも人間が手を入れやすく、かつ子犬が出られない
高さになっています。また新聞を大きく広げるとピッタリの広さなんです。これにしてから子犬の世話が
スムーズになりました。


お腹がいっぱいになるとすぐにこんな感じです 子犬用サークル ¥8800

ごはんですよー!まさに生存競争 このままの大きさだったらいいのにねー!
無理矢理ポーズをとってみました 抱いたらはなしません!

生まれてからひと月たちました。子犬の世話も大分慣れてきましたが、とにかく、食べて、飲んで、おしっこ、
う○ち、おしっこ、う○ち、の繰り返しです。まだ量が少ないのでたいしたことはありませんが。でもあともう一月足らずで
お別れしなければいけない子犬がいるのは寂しい限りです。
ミルキーの子「クッキー」です サリーの子「ジャッキー」です

5月20日、とうとうあと一匹を残すばかりになりました


5月22日、最近は子犬同士で、些細な事から喧嘩に発展することもあったり、鳴き声がかろうじて
わんわんに聞こえてきたり、少しずつ成長しているようです。これまでは我が家の子犬達という感じでしたが、
今では預かり犬ですので少々緊張します。お迎えの予定日は6月8日〜10日の間に集中しています。
みなさんケージを買いに行ったり、なまえを考えたり忙しく準備されているようでした。さらに、トイレ
のしつけなどもしなければなりません。覚えの早い子、そうでない子色々ですが、がんばって
辛抱強く教えてあげて下さいね。そうして、将来立派な姿に成長した子犬達にまた会って
みたいものです。よろしくおねがいします!

将来の繁殖を考えて残すことにしたワンちゃん達です

ロッキーとサリーとの子「ジャッキー」オス

ロッキーとサリーとの子「ナナ」メス

ロッキーとミルキーとの子「クッキー」メス


5月29日、すっかり犬っぽくなってきた子犬とミルキーのかわいいショットです。最近は例のサークルに全部入れて
おくと、狭くて喧嘩ばかりしているので、別のメッシュのケージも使って2つで対処しています。比較的大人しい子と
そうでない子を隔離してあるんです。そしてごはんの後は、サークルから出して部屋中を走らせて運動させています。
好きなところでおしっこを振りまくかと思いきや、成犬用のおトイレシーツで一人前の顔をして、チャーッとしてるんです。
きっと他の犬のやることをまねて自然とそうなったんでしょう。しかしこれでトイレのしつけができたと思ったら
大間違いなんです。環境が変わると一からやり直し、なんて事もよくあるんです。

子犬と添い寝するミルキーです

お迎えまであと10日です。最近は明らかに人間と遊びたがっていますのでうっかりそんなそぶりを見せようものなら
大騒ぎになってしまいます。自分だけはだっこしてもらおうと我先に他の犬を踏んづけてでも前に来ようとします。
本当にかわいいですよー!



ミルキーを追い回しておっぱいに吸い付こうとします ソファーの上に避難中です

5月30日、きょうでもう生後それぞれ46日と42日になりました。成長の早い子とそうでない子との差も、ここへ来て
だんだんなくなって来つつあります。サークルから出して遊ばせていると、以前はよちよち歩きだったのが、
今ではビューっと走りまわるぐらいです。母犬をしつこく追い回して乳首に吸い付こうとしますが、
もう乳歯も生えてきてますので、咬んで痛いらしくていやがるんです。とうとうソファーの上に避難してしまいました。
まだここまでは上がってこれないんです。父犬のロッキーはもとから子犬が苦手ですので、そばに寄ってくると
「ウーッ」とうなってます。子犬の方も察知してそれ以上近づきません。

6月5日、お迎えを明日にひかえて、名残惜しさもひとしおです

箱入りビーグル お別れの朝、最後の写真です、生後50日です


6月6日、お迎えの朝が来ました。今日は東京の三軒茶屋にあるカレー屋さん
「ASIAN SOUL」のオーナーさんがいらっしゃいます。それまでにシャンプーをしたり
爪を切ったりおめかしです。ついでにひげもさっぱりと剃り上げました。最後に
記録写真を撮って終了です。


カレー屋しんちゃんです ミルキー  グリ   ロッキー
親子で撮りました

ペディグリーチャムのコマーシャルのビーグルシリーズのうち、札幌の海野さんが
出演されているシーンを思い出しつつ「かわいがってもらうんだよー!」とお別れしました
「ピーピー」泣きっぱなしだったそうですが、そのうち疲れて眠ってしまったそうです。また
新しいお家に着いて、元気に遊んで、ごはんもパクパク食べて、また寝てしまいましたと
メールがはいって一安心です。心なしか、広くなったように感ずるサークルを見て
「さあ次は誰の番かなー!」
 
次のお迎えは今度の日曜日(6月10日)、通称「いなじー」と「銀次」です
6月10日、銀次君にとうとうお迎えがきました。大分はりきってこられたと見えて
朝10時過ぎにはもうこちらに着いてしまったようです。ワンちゃんに対してまだ
おそるおそる接している息子さんも、期待に目を輝かせていました。ひとしきり
お話しした後、誰が最初にだっこするかで相談が始まる次第です。少しキュー
キュー泣いていましたが、無事お宅に着いてすぐになじんでくれたようでした。


東京の土居ファミリーです ロッキー  銀次  ミルキー
親子でお別れの記念撮影です
家族も増えて楽しそうですね

同じ日、仮称「いなじー」君にもお迎えです。みなさんあらかじめケージを用意されて、やる気
まんまんのようです。まだお名前は考え中とのことでした。でも第一候補の「インディ」君は
なかなか良いと思いますが。すでに柴犬を飼われてるとのことでしたが、仲良く暮らせるよう
祈っています。


インディ  サリー  ロッキー  名残惜しそうな母犬のサリーちゃんです みんなで一緒に帰ります


6月15日、毎日雨ばかりです。お散歩にも行けないのでもっぱら子犬たちと遊びます
早く広いところで思いっ切り走りたいね。そろそろリードでの訓練もはじめたいんです
最後のお迎え待ちの「岳」君は、清里の森の中にあるペンション「遊歩道」さんの所に
行きます。お迎え予定は今度の日曜日です。今日も「今、子犬用品を買いにショップに
来てるんですがフードはなにを買えばよかったんでしたっけ?」という電話が入りました。
期待に胸躍り、声も弾むと言った感じでした。ご近所ですし、これからも会えるので
安心です。また一緒に遊ぼうね。僕らのことも忘れないでね。

以前も一緒に遊んだことがある近所のリンちゃんです。この女の子の
お婿さんとして「岳」君は我が家を巣立って行きます 

6月17日、とうとう最後子犬ののお迎えの日が来ました。朝お客さんが帰ったらすぐに
お迎えの身づくろいコースです。シャンプーから始まって爪磨きまでもう慣れたものです。
新しいお父さんとなるペンション「遊歩道」のオーナーさんも真新しいケージを持って
はりきってやってきました。私はと言えば早速いつもの演説です。予防接種から始まって
フィラリア、体重調整、寄生虫、運動、しつけ、先住犬との駆け引き等々たっぷり10分間は
続きます。いい加減くたびれてくる頃、奥さんが子犬を連れてきます。ああ、これが今日から
我が家の一員なんだなーと思うお迎えの方の思いと、ああ、今日を最後にこの子は行って
しまうんだなーと言うこちらの思いと、交錯する瞬間です。でも可愛がってくれる方に迎えて
頂けることの幸せをかみしめながら、送りだします。


今日お迎えの「岳」ちゃんとついでに奥さんの一押しのジャッキー君です

ご近所のペンション
「遊歩道」のオーナーさんです 
すっかりビーグル狂です
いつもの記念撮影です。毎度ながら
無愛想なロッキー君が光ってます


6月19日、とうとう3匹だけになってしまいました。一匹一匹減っていくのを子犬達はどんな風に思っているんでしょうか。
減った事によって「より人間に可愛がってもらえるようになったぞ」なんて考えているんでしょうか。
この3匹になってから徐々に訓練をはじめました。初めて一匹ずつ別のケージの中で一人で寝かしています。
最初が肝心と心を鬼にする時です。やはり派手に泣きわめき、相当な騒ぎになりました。
でも知らん顔です。子犬にとって、自分たちが騒ぐことによって、人間達が何かをしてくれるとおぼえられてしまったら
さあ大変。泣いているうちは決して出さず、泣きやんでしばらくたってから出してやります。出した後も「いい子だったねー」なんて
ご褒美の食べ物などは不要です。出してあげたことがご褒美なのです。夜寝るときも、子犬だけの部屋にケージを
三段に積み、中に入れたら声もかけずに電気を消し、さっさと我々も寝てしまいます。
するとしばらくは泣いていますが、2〜3分もすると彼らも寝てしまいます。そろそろフードも水でふやかすのも控えめに
しています。彼らはどうせ丸飲みにしていますので食べてから十分に水も飲めるようにしておいてあげれば、あとは自分で
消化しやすくなるよう工夫しているようです。実は、下の写真に写っているナナちゃんは、家内の実家に
行くことが決まっています。いずれ繁殖のため里帰りしてもらいますが、今はあちらで十分に可愛がって
もらう予定です。この子が、一番マッキンの爆裂娘「サリーちゃん」似に育ってきていまして目配り、きかん坊(メスですが)な
所などため息がでるほど似ています。将来が危ぶまれます。


爆裂親娘です 初公開!我が家のぼろぼろソファー
親犬と子犬の活躍により、すでに修
復不可能です!近日買い換え予定

我が家の犬たちは、車での移動が得意です。子犬の頃から毎日のように乗せられている
せいか、車酔いとは無縁です。おそらく、今までお迎えにより巣立っていった子犬達も
酔ったりせずにお家まで着いていると思います。今月末にはナナちゃんもお迎えが
来るでしょう。

6月20日、今日も雨です。久しぶりに梅雨らしい梅雨を迎えています
しかし犬たちは十分なお散歩に行けないため、力があまっていてやや暴れ気味です
サリーもミルキーも妊娠による体への負担は相当な物で、抜け毛や頬の肉がこけたり
して、みていてかわいそうになってきます。


ミルキーはクッキーちゃんを一番可愛がっています

6月26日、ななちゃんのおむかえです。とうとう最後の一匹が行ってしまいます
ななちゃんは一番長くここにいましたし、人間が大好きな子犬だったんです
他の子が子犬同士で遊んでいるときでも,ななちゃんだけは、人間にだっこして
もらいたがるんです。そしていつの間にか寝入ってしまうんです
ななちゃんは家内の実家へ引き取られて行くんですが、きっと実家の父は
「可愛い!可愛い!」で抱きっぱなしになるでしょう。


最後のおめかし風景です お見送りです。サリーちゃんは
いつまでも見送っていました。

ケージに入って出発です


とうとう行ってしまいました 子犬はこれでうちに残す二匹だけになってしまいました。
2月半ばからの「出産」騒動も一応一段落着いた形です。
あわただしくもあっという間の4ヶ月半でした。 色々な事が起きたりと勉強させられることも
たくさんありました。お読みいただきましてありがとうござました。